H27.1.12

昼ごはんのあと
おもむろに玄関に向かった
おじいさんに
家に帰ろうと思ったのではなく
トイレに行こうと思ったと
思い違いしてもらおうと
いやらしい期待をしながら
一旦トイレに座ってもらい
そのままいっしょに
元いたソファに帰って
ほっと一息ついて
隣に腰掛けた
そのときに
ことばにならないつぶやきが
きこえはじめ
それがある瞬間
「ちきしょう」と
聞こえてしまったので
おじいさんが帰るまで
その場から
身じろぎできないまま
うごけないまま